すべては 一本の電話から始まる。 いつものように学校へ行く。 つまらない授業。 友達との楽しい時間も過ぎ あっという間に 一日が終わろうとしていた。 夕食の中華丼を食べながら テレビを見ていた。 芸人が水被ったり叩かれたり… こんなことまでしないと 世の中渡っていけないのだろうか。 十七歳にして この世に絶望を覚えた。