「さち、なんだか顔赤いよ?大丈夫?」



授業もあと6限を残すのみとなった休憩時間、親友のスイちゃんが私のおでこに手をあてる。



「わっ、熱いッ」



スイちゃんが細くて白い腕を引っ込める。



「そんなに?なんだか熱っぽいなとは思ってたんだけど・・・」