「だったらさっさと帰れ!!」



下から梓ちゃんの怒鳴り声が響いてきて我に返る。



危ない!!



流されるところだった!!


もう一度梓ちゃんの怒鳴り声が響き遥ちゃんと顔を見合わせる。



「インターフォン鳴らしたの南ちゃんだったんだ」



「みたいだね・・・」



遥ちゃんが溜息をつく。