「だからこれからずっとオレにサチの笑顔守らせてくれないかな?」


「・・・それって」


「うん。プロポーズ」



プロポーズ!?



「でも私たちまだ高校生・・・」


「今すぐ結婚ってわけじゃないよ」



遥ちゃんが笑う。



「サチもオレもちゃんと自立して、お互サチにとってベストなタイミングまでいつまでもオレは待つよ。つまり・・・」



つまり?



「結婚を前提に付き合ってください」



遥ちゃんが真剣な顔で私を見つめる。


いきなりのプロポーズで正直びっくりはしたけど・・・


答えは決まってる。