「オレがすごいんじゃないよ」



???



「この香りをイメージさせたのはサチだから」


「・・・私?」



「うん。サチの傍に行ると甘い匂いがしていつも優しくオレを包んでくれるんだ」



遥ちゃん・・・



「サチの傍にいるとね離れたくなくなる。ずっと傍にいたくなるんだよ」


「私・・・そんな風に言ってもらえるもの何ももってないよ?」



スイちゃんみたいに綺麗でもないし、ひな子ちゃんみたいに可愛くもない。



「サチはたくさんいいものをもってるよ。小さい頃から傍にいるオレが言うんだから間違いないよ」


・・・・・・・。