「冗談はさておき・・・」



冗談?!



「サチにおみやげがあるんだ」



そう言うと遥ちゃんは綺麗にラッピングされた箱を取り出した。



「ハイ」


「わぁ、遥ちゃんありがと!!」



なんだろう??



「開けてみて?」


「うんッ」



せっかくのラッピングが破れてしまわないように私は丁寧に包みを開けた。