「キャー」



「イヤー」



「遥ちゃん!!」



予想を超える恐怖に私は目をつぶったまま遥ちゃんだけを頼りに歩く。



掴んでた遥ちゃんの腕を離して耳を塞いだ瞬間、私は口を塞がれ小さな空間へ引っ張り込まれた。



ヤダ!!



まさか本物のお化け?!