「ねぇ、やっぱ辞めない?」



前に後一組という所まできて私は遥ちゃんの服を引っ張った。


教室の中からはおどろおどろしい音楽と鳴が聞こえる。



「ダーメ。せっかく並んだんだから♪」



私の申し出をスッパリ却下し、ニヤっと笑う遥ちゃん。


S心に火をつけてしまったようだ。