しばらくして私は遥ちゃんに買った黄色いストラップがない事に気づいた。



「アレ?」


「どうした幸花」


「遥ちゃんのストラップがないの」



丘で自分のストラップを携帯に付けた時ベンチに置いたんだ!!



「ごめん、ここで待ってて?心当たりあるから私、ダッシュで取ってくる」


「あ、オイ!!」



私は一人走って丘に戻った。