「梓ちゃん?!」


何だったんだろう?


梓ちゃんの行動の意味は分からなかった。


だけど、梓ちゃんの耳が真っ赤なのはわかった。



私はどんどん遠くなる梓ちゃんの後ろ姿を眺めていた。