「は!?キモッ…って海っ!」 いきなり抱き着いてきた海を稜も彰も受け止める。 「また…来年同じクラスだといいな!」 「そう…だな」 「うん!それじゃあ…」 「「「またな」」」 桜がもうすぐ咲始める三月――――。 海、稜、彰、 はちゃめちゃだった二年生を終えた。