STARヒーロー★




「それになんなのよ!この男2人は!!」

蹴り上げた足をおろし、雅ちゃんはギロッとソファーに座っている2人を睨みつけた。


さっきから興味なさそうに座っている銀髪の男の子は一瞬ちらっとこっちを見た。よく見たら赤いつなぎを来ていた。

刀を持っているみどりのつなぎを着ている男の子…中条君は雅を睨みつけた。


「……んだテメエ」
低い声。


ガラ悪っ!!
あたしはまた刀を抜くんじゃないかって明君を盾にした。

「あ、りこちゃん積極的やな~」って言う。

違うから!





「あんたこそ何よ、さっきからスカして。気に食わないのよ」

ワーオ、雅ちゃん単刀直入。


中条君はゆらりと立ち上がり鋭い眼光で雅ちゃんを睨みつける。
雅ちゃんも負けていない。


「ふざけんなよ殺すぞ」
そう言ってまた刀を抜く。


「やってみろよロン毛」
怯まず雅ちゃんはハッと嘲笑う。




ゴゴゴゴ…



だ、ダイヤモンドダストが…!!!
2人の間に火花が見えるー!!



「ちょ…タンマタンマ!!」

あたしは急いで2人の間に割り込んだ。