美穂side


目が覚めると朝だった・・・隣にルカがいる・・寝ている彼は寝顔も素敵。



近くにあった携帯で時間を確認しようとすると、広から着信とメールがたくさんあった。


メールの内容は謝罪ばかり・・何とか私の心を取り戻そうと必死なのがわかる・・・


だけど・・今さら・・


何度も私は、広が泣いてあやまれば、許してしまい、それでなかったことにしてきた。



きっと今度もそれと同じだ・・




広のことは嫌いになれなかった・・でも・・もう彼とやり直したいとは思わない・・いや・・思えない・・彼以上に好きな人・・・ルカを見つけたから。