このとき私は一人になりたくなかった・・あったばかりのまだ良く知らないルカに傍にいてほしいと思った。


「ここから少し離れたとこに引越してきたんだ・・美穂の家はこの近く?よかったら送るけど・・」


「今・・家に誰もいないの・・」


「そっか・・俺も今一人暮らしなんだ・・」


ルカは一人暮らしなんだ・・


「ねえ・・どっかカラオケでオールしよう・・一人はさびしくて・・」


「カラオケより・・連れていきたいとこがあるんだ・・俺の原チャリでよかったら一緒に行かない?」


「えっ?」


会ってすぐにか・・まぁ・・私も誘ったし・・それに・・なんだか今ルカと離れたら二度と会えない予感がした・・


「大丈夫・・変なことしないから・・」


「そ、そんな・・別に・・」


ルカには見抜かれてる・・。