たくまと車の中に入ると・・・


「なぁ・・広・・お前どうしたい?」


「どうって?」



「お前・・このまま美穂を諦めるか?」


「諦めたくない・・だが、美穂の無理強いはできない・・美穂が他のやつと結婚することになっても俺は・・やめさせる権利ないからな・・もしも・・相手がお前なら俺・・いいと思ってる・・」


「広・・」


それは本当だった・・


美穂とのことがあったにしろ・・たくまなら美穂を任せてもいいとさえ思った。



たくまは俺と違って美穂のこと大切してくれる・・過去に散々泣かせた俺よりも・・・