広はあれから派遣をしながら安定した仕事を探していた。


公園のベンチで転職や中途採用の雑誌を見ていると、隣に誰か腰かける。


目を向けると・・・



「よっ!」


それはたくまだった。



「たくま・・どうしたんだ?あっそうだ、世話になったときの金返すよ・・遅れてワリィ」

金を差し出す広、

「いつでもよかったのに」


「借りは返すよ・・・」


「そうか・・なぁ広・・お前、美穂をずっと好きでいることできるか?もう裏切らないって誓えるか?」


「裏切った俺にいう資格ないけど、俺は美穂を愛してる・・このさき美穂意外愛せない・・もし、美穂が俺以外を選んだら辛いな・・お前を選んだとしても・・」


「俺・・帰国してから美穂にプロポーズしたんだ。」



「えっ!」


広は焦った、


まさか美穂は受け入れたのか?


「美穂は・・なんて?」



「・・・・・」