公園に行くと、既に未知留がいて、一人ベンチに座り何やら天を仰いでブツブツと呟いていた。 まるで、神に祈りを捧げるかの様に。 横にチョコが入っているのか袋を置いてる。 やっぱ告白? あぁ…神様ってやっぱいたんだ。 適当に生きて、適当な恋愛してきた俺にも幸せのおすそ分けしてくれるんだ。 一歩一歩、未知留に近付く。 心臓が激しく活動し始める。