「…もしもし?あ、恭平?…うん、優希ちゃんなら大丈夫だから」 心配すんな、とお兄ちゃんに言う先輩。 …お兄ちゃんがそんなに簡単に 「お泊まりいいってさ」 …簡単に承諾しちゃったのか、お兄ちゃん。 「そ、そうですか」 お兄ちゃん迎えに来てよーっ! わたし、心臓が保ちそうにありません。 部室でも死にそうだったのに…!! 何故か急に恥ずかしくなって、俯いた。