走ってから5分後。 着いた所はなんと先輩の家。 マンションの5階に先輩の家があった。 先輩の部屋はとてもきれいで、必要最低限の物しか置いてないようだった。 心臓がばくばくしてる。 「はい、タオル」 「あ、ありがとう…ございます…」 渡されたバスタオルで頭を拭いた。 「土砂降りだねー…」 先輩もタオルで頭を拭きながら、窓の外を眺めている。