桜の木の下で




次の日の朝。



「「行ってきまーす」」



「行ってらっしゃい!」



いやあ…誰かに見送られるってホントいいよね。



振り返ると、お母さんが手を振っていたのでわたしも手を振った。





朝練があるので、朝は毎日お兄ちゃんと登校している。



「結城くん今日から練習に入るの?」



「あいつが入部届け出してたらなーっ」



「そっか」



結城くんいれば助かるんだけどなー



仕事一人じゃ大変だし…。



なんてことを考えていると、



「おはようございまーす」



後ろから結城くんが走ってきた。