次の日も美咲から電話があった。
迎えに行ったが,さすがに3日連続っていうのが気になり…

俺「今日はラ○ホやめとく?」
女「お金なくなった?」
俺「いや大丈夫だけど,他のことに使おうか?」
女「…服買ってもいい?」
俺「…いいよ…」


確かに制服のまま3日目である。
服を買ってあげて…

俺「今日は帰った方がいいんじゃない?」
女「…そうだね。分かったぁ」

美咲は電車に乗った。
その後,美咲の電話は繋がらなくなった。

1ヵ月後に電話がなった。
なんと美咲のお母さんからだ。

母「もしもし!突然すみません」
俺「はい?」
母「美咲の母なんですが,美咲とはどういったご関係で?」
俺「…ちょっと遊んだことがあるぐらいですが…。」
母「3ヶ月前ですよね。実は美咲がいなくなって3ヶ月たつんです。」
俺「…はい」
母「美咲の携帯を使えなくすれば戻ってくるかと思ったんですが,戻ってこないんです」
俺「…はい」
母「娘の携帯の通話記録を見て,片っ端から電話してるんですが,分からなくって…」
俺「…」
母「何か分かったら教えてもらえませんか?」
俺「僕のところにも3ヶ月連絡がきていません」
母「そうですかぁ,何か分かったら連絡ください」

美咲は完全に家出していた。
(俺のせいか?)
当時はドキドキして,しばらくは美咲のことを考えていた。