「気をつけろよ」 「あっはい」 「よし」 くしゃくしゃ いつもはこんなこと言わないしやらないけど。 なんか無性にこいつにやりたくなった。 とても可愛いく見えて。 けど・・・あいつは女だからダメだ。 「じゃあな」 俺はそれだけ言うとその場を去った。 ああ、これからつまらない入学式か。 聖夜はきているだろうか。 そんなことを思いながら桜が舞い散る中俺は歩いた。