その頃、美音は
布団に潜って泣いていた。
(あたし、何て事
しちゃったんだろう…。)
いつか謝ろうだなんて、
考えが甘かった。
すぐに謝っていれば良かった。
今さら後悔しても遅い。
(ママ…どうか無事でいて。)
祈るしかなかった。