夜。
美音は両親と
龍生を呼んで、
リビングで
昼間の出来事を
話していた。
昼間の紗英の話が
どうしても
気になったのだった。
「…ったく、紗英の奴。
こいつらが成人するまで
言わないって
約束だったのに。
しょうがないなぁ…。
美音、龍生。
今から話すから、
しっかり聞きなさい。」
「解った。」
「うん。」
2人は龍貴の話を聞いた。