昼休み。
圭太は体育委員の仕事を
しなければならなかった。
1人でやるには
大変だと思ったので、
美音に手伝って
もらう事にした。
「あたしより
もっと使える人
居ると思うけど…。」
と一度は断った
美音だったが、
どうしてもと言われて
了承した。
「この用具をさ、
仕分けして数えて
書き込むだけだから。」
「解った。」
圭太と美音はしばらく
一緒に作業をして、
チャイムが鳴ったので
切り上げて
体育倉庫を出ようとした。