食事を済ませ、
ケーキを食べると、
美音と龍生は部屋に戻る。
龍生はいつものように勉強。
美音は考えていた。
これだけ一緒にいて、
龍生が自分に興味を
持たないのはおかしいと。
髪の毛のお手入れは
毎日欠かさないし、
実際とてもサラサラしていて
綺麗なロングストレート。
さすがに普段は邪魔なので、
ポニーテールにしているが、
下ろした姿は龍生にしか
見せないし見ていない。
それだけ美音にとって、
龍生は大切で特別で
大好きな存在なのだ。
龍生の気持ちは
どうなのだろう。