龍生は安心していた。
諦めず接し続けて
良かったと思う。
あの時美音の側を
離れていたらと
思うとぞっとする。
父親の言う通りだった。
時が経てば必ず
笑える日が来る。
辛いことは多分、
これからも
たくさんあるだろう。
生きていれば必ず来る。
だけどそれに負けず
生きていたら、
必ずいい事もある。
それを信じて生きていく。
これから先も
2人一緒に―…。