その時、
ホットミルクが出来たらしく、
龍生が運んできた。
「…ありがと。」
「熱いから気を付けろよ。」
「うん。」
いずみはこの2人を
見守るつもりでいた。
付き合っている事は
知っている。
血が繋がっていないのなら、
恋愛は自由である。
周りが何を言おうと、
本人たちが幸せならば
それでいいと思う。
誰にも止められない。
止める権利など無い。
さすがに結婚は
2人とも既に同じ籍なので
難しいかもしれないが。