いずみは考えていた。
美音はあの頃から
随分痩せたように感じる。
食事は摂っているのだろうか?
お節介かとも思ったが、
聞かずには
いられなかった。
「美音、
ちゃんと食べてる?」
「うん、
食欲あるときだけ。
さすがに
毎日は無理だよ。」
「そっか。」