君だけのもの



「あたし…日悠君のこと…好きでいていいの?」


唇を離してあたしは恐る恐る聞いた。


「いい。ってか好きじゃねぇと駄目。ってことで…君付けなし♪」


「じゃあ…みんなの前でちゃん付けしないでね?」

日悠は特別だもん!!

「陽奈…」

「ん?」

「恭さん…いつ帰って来る?」
お兄ちゃん?いつだったけ…?えーと…

「多分…明後日だったと思うけど…なんで?」

「いや…別に理由はないけど…っよし!!帰るか!!」

んー…よくわかんないけど…いいや♪

「うん!!」