ダデ「当ったり〜♪」
二人は息を揃えてとても笑顔だ
ア「やっぱりね
そっくりだったから
そうじゃないかと思ったの。
右がダムで左がディーね」
アリスがそういうと二人は驚いたように顔を合わせた
ダ「アリスおねえちゃん
どっちがダムでディーなのかなんでわかったの?」
いつの間にかアリスから離れてソファーに座っていたダムとディーはきっとまだアリスは自分たちを見分けることはできないと思っていたのだ
デ「こんな短時間に僕らを見分けるなんて…
やっぱりアリスおねえちゃんは凄いやぁ」
ア「そんなの分かるわ。
二人ともとても似てるけどやっぱり違うもの。」
ダムとディーは初めて一人の人間として認めてもらえた気がして次第に涙ぐんできた
それを悟られないように
今までで一番の笑顔を見せた
ア「そうだわ
ダムとディー、これから用事あるかしら?
泉に一緒にピクニックに行かない?天気も良いし最高のお出掛け日和だわ!」
一瞬顔を見合わせたダムとディーだが思っている事が一緒だったのかニッと笑いあった後
ダデ「勿論!!一緒にいかせてもらうねぇ」
アリスは嬉しそうに頷くと二人の手をとって女王の部屋へと向かった
