しばらくすると
窓から眩しい程の朝日がそそがれる
少し眠っていたアリスも眩しさで目が覚めた
そういえばカーテンを閉めるのを忘れていたわ;
少し体を起こして背伸びをする
眠気もなくなったのでエプロンドレスに着替えて女王たちが居るであろう広間に向かう
まだ朝が早いせいか
いつも騒がしいトランプ達がいない
アリスは少し物足りなさを感じた
ガチャ
扉を開けると予想どうり女王たちが揃っていた
女「アリスおはよう
今日は早いんじゃな♪
もしかして眠れなかったのか;」
ア「女王さまおはよう
今日は目覚めがよくてね
眠れなかった訳じゃあないの」
わたしがそう言うと安心したように紅茶に手を伸ばした
エ「ボソッ あまり夜中に歩き回るな
何かあってからでは遅いんだからな?」
ア「なんd フガッ」
わたしは驚いて大声で言ってしまいそうになるのをエースが手で口を塞いでくれたお陰で二人に気づかれずにすんだ
ア「ボソッ なんで知ってるの?
静かに歩いてたつもりだけど‥?」
エ「ボソッ一様隊長なもんでね
見回りっていうのをやってたときアリスを見かけてね
部屋に戻るまで監視させてもらったんだ」
そうだったの?
アリスは小さく呟いて
自分のせいでエースの仕事が増えたことに少し申し訳なく思った
アリスとは裏腹にエースは笑顔だが‥
白「アリスおはようございます。
早速ですが名前
決めていただけましたか?」
落ち込んでいたアリスだったが白兎の一言で目を輝かせた
