穏やかな空気が一面を包んでいる



アリスはこの時間が一番お気に入りだ



この時間の時はなぜか
皆が大人しいのだ



ただ、皆はこの時間が好きなアリスとゆっくり楽しみたいだけなのだが-‥




その時何を思ったのかアリスが思いついたように話し出した




ア「わたし思ってたんだけど
ヤマネとエースはいいとして
帽子屋や白兎や女王さまっていう呼び方って何だか‥‥距離をおいてるように思うのよね;


だから今更だけど
もっと近い存在みたいな
呼び方に変えない?」



最初はポカーンとしていた帽子屋達も段々意味が理解できてきた


すぐさま女王が反応した



女「そうじゃの


わらわも何時までも女王さまと呼ばれるのも堅苦しいしな」



女王は目を輝かせながらアリスの肩に手をおいた



白「私も賛成です


出来ればアリスに考えていただきたいのですが…


どうです?
私と女王さま、帽子屋の名前をアリスが考えるというのは」



アリスが驚いている中



女「わらわは賛成じゃ!


帽子屋、そなたはどうじゃ?」


女王は何やら考えている帽子屋に話をふった



帽「‥‥そうですね


迷惑ではないのなら
是非ともお願いしたい」



こう言われちゃアリスが断われる筈もなく苦笑しながらわたしでいいなら‥と頷いた