女王さまと二人で安堵していると
ギュッー
後ろからエースが抱き付いてきた
甘えたい時期なのかしら←鈍
エ「仲間外れは嫌だな
俺も話したい‥‥」
エースはアリスの肩に額を置くような形で後ろからお腹に腕を回している
エースの肩まで伸びたサラサラの髪が首にあたり、少しこそばゆい
ア「仲間はずれになんてしてないわ
ふふっヤマネみたいね」
アリスは口元を隠すように手を添えて笑った
その時やっと気づいたバカ二人
ヤチ「「あっΣアリスになにしてるの(んだ)?!」
二人は喧嘩していたことも忘れ一目散にアリスの元へと向かう
チ「アリス!来たんなら来たって言えよな
チッ ほらエースも離れろ」
チェシャ猫はアリスからエースを離す
ヤ「もう‥‥アリスこういう時はすぐに逃げないと‥‥ダメだよ…」
ちょっぴり不機嫌なヤマネはアリスを抱き締めながら言った
すると良いところで帽子屋が帰ってきた
帽「今度は何があったんだい?
落ち着いて御茶会でも始めようじゃないか」
帽子屋の話が合図のように皆バラバラと席に向かう
帽 白 チ エ
三 ヤ ア 女
という席順になった
アリスの隣になったヤマネと女王は嬉しそうだか
隣になれなかった五人は少し不機嫌そうだ
何はともあれやっと御茶会が始まる
