「「「は………?」」」


思わずあたしと彪真くんと灯真くんの声が重なった。



「………」

梓真くんはさっきの一言以外言葉を発せず、ただ黙ったままあたしを睨んでいた。



けれどその睨み方は何故か可愛くて、普段の仏頂面とかクールさとかふっとんで、異様に可愛かった。



…………だからつい頭を撫でてみたら、案の定ゴチンッとグーで殴られた。