僕の三歳の弟

毎日この二人は、しゃべっていったみたいだった。
今日は、翼が用事があるためだったから、僕と杉原さんでお茶に行く事になった。
翼と、分かれて僕達は学校から一番近い喫茶店に行った。
喫茶店の、奥の方で座った。
僕は、アイスコーヒーを頼んで、杉原さんはホットコーヒーを頼んだ。
「杉原さん」
「優で、良いですよ」
「僕も、弘明でいいです」
「わかりました」
「それで、何でしたか?」
「弟の事なんですが・・・。」
「一樹ですか?」
「一樹・・・?」
「あ・私の弟、一樹というんです。」
「そぅなんですか!?」
「はぃ」
「弘明の、弟の名前は?」
「千尋ですよ」
「なぜ、千尋君は声がでなくなったんですか?」
「母親の、暴力です」
「一樹と、似てますね・・・。」
「そぅですか・・・。」
「私と一樹の過去聞きたいですか?」
「・・・・。」
「気になりますよね」
「私は、辛くないので話ますよ」
「聞いててくださいね?」
そう、言いながら優は、話し始めた。