最早ボロクズと化したハルパスの亡骸を愛馬の背に載せ、俺も馬にまたがる。 余興としては程々に楽しめた。 今宵の戯れはこのくらいにしておくか。 「はぁっ!」 俺は愛馬の腹を蹴り、屋敷へと駆けさせるのだった。