一生懸命に言う彼が 可愛くて思わず笑った そして名刺入れから 一枚抜き取って宙に渡した 「悪用すんなよ??」 彼の頭に手を置いて 少し屈んで微笑んだ 「はい。」 でかい声で返事した宙に 俺ゎ「じゃあ」ってタクシーに乗った 「ありがとうございました~」 見えなくなるまで手を振っていた彼が可愛らしくてまた笑った