初めは『友達』という種だった。

いや、それ以前かも・・・。






でも、いつのまにか

あたしの心に植え付けられていて—。






あなたの仕草が肥料となって

あなたの優しさが温かい水となって

あなたの笑顔が太陽となって





どんどんどんどん、つるを伸ばして

あたしの心を締め付けていった。









そして・・・

『恋』という蕾をつけたんだ。