「もっと 命を大切に しなさいよ」 そう言って マリアは一筋の 涙を流した 俺は サミルの方を見た サミルは 全身傷だらけ 見てるこっちが 辛くなるような 酷さだった 「そうだな・・ ありがとう」 「判ればいいのよ」 そう言って マリアは笑った その笑顔を見て 俺もつい笑った なんでだろう マリアといると 何か心が 穏やかになる・・ 《サライナside》 終