銀の姫~最終章~




「ああ
お前のおかげだ
ありがとう」


「よか・・った」


サミルは
瞳を閉じた


「サミル!?」


サミルの心臓に
手を当てると
心臓はまだ
動いていた


「気絶しているだけか」


俺はサミルを
やさしく寝かして
立ち上がった