そこに優しい奥さんの笑顔と、イタズラな息子の声が響いてている


そのことがどんなに
幸せなことか痛感していた

だから俺は


どんなに仕事で疲れていても息子との時間、奥さんとの時間…それぞれ大切に必ずとるようにしていた


「パパ!僕、かいじゅうごっこやりたい!!」


と、息子にせがまれれば
どんなに疲れていても


「ガオ〜ッツ!!!」
と、実在するのかさえ良く分からない…何サウルスでもない、ただのパパサウルスになって疲れた老体(笑

をバシバシ「えい!!!」
だとか「あっちいけ!」だとか散々言われながらも、文句一つ言わずに叩かれていた