秘密な私の愛しき人

それだけは絶対に避けたい!


「穂樺…」



「なら俺が一緒に行くよ」


そう言ったのは洸くんだった。



「洸くんが?!」


琉ちゃんもびっくりしている。



「あぁ。俺とならもし誰かに見られても友達同士の買い出しとか言っとけばいいし」



確かにそうだけど…


「洸くんはいいの?迷惑とかじゃないの?」



もし洸くんの好きな人とかに見られたら大変でしょ?


「全然!別に俺は大丈夫だから」


洸くんがニカッと笑った。


「じゃ…お願いします」


「じゃあ、さっさと行こうぜ!」


こうして洸くんと買い物に行くことになった。


「琉ちゃん。買い物に行くから。冷蔵庫の中のもの適当に食べててもいいからね」