「これ以上、何もしないんだったら別れちまえよ…」



洸…



「洸。俺は・・・!」



“キーンコーンカーンコーン”



俺が言ってる途中で休み時間終了のチャイムが鳴ってしまった。



タイミング悪ぃ…



「……」



洸は最後に一言言って教室から出て行った。






『俺は…穂樺が笑ってくれればそれいいんだ』






洸の言葉。



俺はその言葉でやっとわかった。



自分がどうすべきなのか。