せーしゅん。【短編集Ⅲ】



―教室。


「なぁ、お前らはもうテニス部に

遊びにこねぇのか?」


俺らの机に乗り、ふてくされるセツナ。



「べっつにー。最近、俺らも本格的に

練習始めたから遊びに行けねぇーんだよ」


「てか、いきなりそんな話をするなんて・・・」


俺らはセツナを凝視する。


「ありえんな」

「え」


セツナの顔が引きつる。


俺らの顔がにたぁーっと笑ったからだ。


「もしかして」

「俺たちに」

「「惚れたぁ~?」」