「まぁまぁ。それよか、俺ら授業サボってんだぞ??しかも、先コーに無断で・・・。どうすんだよ。」
早川よりの冷静なセツナが今の状況を説明してはっとした。
「そうだった・・・、5時間目の教科ってなんだっけ?」
「えっと、数学・・・。」
早川の答えに俺は青ざめる―その理由をセツナが言ってくれた。
「マジかよ!?数学って事は鬼藤じゃねぇか。メチャ怒られるぞ!!病院行きだ!!」
「そう言う時に救世主の活躍が期待される時だよ。」
早川はふふんと笑う。
「救世主??」
全く意味が分かってないセツナの顔を見て、俺も気づく。
「あーあー、解かった。そういう事か。」
「おいおい、二人して隠し事はひどいぞ。救世主って誰だよ?そんな奴どこにいるんだよ。」
戸惑うセツナに俺たちは企み笑みをする。
「解かってないなぁ~。」
「お前だよ。」
「はぁ?俺!?」
「そうと解かったら」
「Let’s Go!」
「えっ?えっ!?俺が先!?」
俺たちはセツナを先頭にして教室に入った。



