引いている早川をよそに俺は思ったことをセツナにぶつけた。
「てかさぁ~、なんで猫かぶっているわけ?」
「あっ、それ俺も気になる・・・。」
俺と早川はセツナを見た。
セツナはケロッとした顔で言う。
「ん、そんなのべつに普通だよ。」
普通?
意味が分からないという顔を見せるとセツナは笑って答えた。
「進学のためさ!今のあたしで暴れたら絶対に内心悪くなって高校にひびくし。」
「うわっ、何だよそんな事かよ。」
「らしくねぇなぁ。」
「そうかぁ?でも、自分で決めた事だ。何としてでも貫き通す。目指せ私立光道高校!!」
そう言って、遠くを見て目を輝かせるセツナ。
「私立光道!?」
早川は大げさに驚く。
「どこだよ、そこ。」
「はぁ?知らないのかよ。有名な高校なんだから知っとけよ。
そこは、ここからメチャ遠くて、メチャ学力が高いんだぜ?」



