真剣な先生の顔にみとれちゃうよ。

ゲームは、結局7回目に
私が小枝を倒しちゃったんだ。

「あぁぁぁ!!!超悔しいっ」

そんな私に

「はい、海行くよ♪」

って何だか楽しそうな先生。


ハッ!!!


もしかしてTシャツ脱がなきゃじゃん?!

やられた~~~


ニヤニヤする先生に

「あっち向いてて!!!」

って完全にエロ教師だよ。


先生が後ろを向いたのを確認してから、Tシャツを脱ぎ捨てた。

私は浮き輪を持って先生を呼んだ。

「しんちゃん…良いよ」

振り返った先生は

「可愛いじゃん」

って、やっぱり恥ずかしいんですが……


先生は浮き輪を抱きしめる私の腕を掴み、強引に海に連れて行く。

「しんちゃん、待ってって!!」


実は、わたし……



カナヅチなのだ。