《何言ってるのよ、当たり前じゃない!》


無理させて、本当にごめんね。


「ありがとう。涼子がいてくれて、本当によ
 かった」


《弱ってるね、大丈夫?》


「大丈夫じゃなーいよー!」


 今夜は強がりにでも“大丈夫”だなんて言えない私は、涼子にこう言うと、再びまたひたすらに泣いた。





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