あの日
実家に帰った日…


仁と散歩していたら海まで続いてる道を見つけて行きたいって言ったけど断った。


そして、その夜
仁がコンビニに行きたいって言ったからコンビニに行った。


そこで慎に会った。



「乃亜…?」

「慎…」



驚いた。
もう会うことはないって思ってたから…




「久しぶり。」

「…うん。」

「元気だった?」

「元気だよ。慎は?」



当たり障りのない会話をしてるつもりだった。



「そういえば、その人は…?」

「あ…イトコの知り合いで仁っていうの。
仁、こっちは私の幼なじみの城崎慎。」

「イトコって尚樹?」



慎は尚樹のことを知ってる。


尚樹は夏休みになると遊びに来て、よく私と慎と遊んでたから。



「仁?」

「帰る!」



慎と昔話をしてると仁が急に帰ると言い出してコンビニを出たから
すぐに追いかけようとしたけど…


慎に腕を掴まれた。



「話したいことがあるから明日、あの場所に来て。」



私は頷き仁がいる車に戻った。


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